2022年5月21日、14年間共にした愛犬ティアラが旅立ちました。
癌も乗り越えた我が子の突然の死に、まだ現実を受け止められずにいます。
ご飯もおやつも同じ時間に準備して、寝ている間も足があたらないように意識している自分がいます。
会いたくて会いたくて名前を呼び続ける日もあります。
でも泣いてると心配するって言うから、出来るだけ我慢します。
「虹の橋」のお話はあったかいけれど、ティアには自由に過ごして欲しい。会いたいけど、待たなくて良いから好きな事してて欲しいなぁって思います。怖がりな子だったから心配だけど、せっかくだから世界中旅しておいでよって伝えたい。私の大好きなパリのエッフェル塔の芝生で散歩するティアを想像…。呑気にしててくれたら嬉しいなぁ。
自分の気持ちを残しておきたいのと、同じ思いをしている方のお役に立てれば…

宝塚動物霊園にて
ティアが旅立った日、何年もお世話になった動物病院に連れていきました。しっかり供養をしてあげたいと伝えたところ「宝塚動物霊園」をご紹介いただきました。
葬儀を終えて、こちらにお願いして本当に良かったと思っています。
大切な我が子をを亡くされたご家族がたくさんいらっしゃいましたが、しっかり対応いただき感謝しています。

初めての経験で他の施設を知らないのですが、嬉しいなぁと思ったのが2点。お守りとしてお数珠をつけてあげれたこととかおりふだ。
コースターみたいな丸い紙を両手で擦って香りを移したかおりふだを我が子のそばに置いてあげました。家族の香りに守られながら安心して旅立てるそうです。何回も何回も両手で強く挟んで擦りました。
お母さんずっといるからねって言いながら。

収骨の際も詳しく説明くださり「こんなに綺麗に残るのは珍しいです。褒めてあげてください。」と言っていただいて嬉しかったし、出来る限りご家族で収骨をという事で、小さなお骨も収めたいとかなり時間もかかっていたと思いますが、全く焦らせる様子なく見守ってくださいました。
分骨を希望しているけれどカプセルはこれから購入したいとお伝えした所、次回分骨が出来るようにと分けて収骨していただき、次回お伺いした時に入れ替えてくださるそうです。
当日初七日の法要も同時にお願いしました。次回四十九日にいただいた白木のお位牌と、新しいお位牌を持って訪れるつもりです。
ご供養について色々調べましたが特に決まりはなく、気持ちが大事だと思いました。いろんな形があっていい。私はお位牌を作る事にしました。開眼供養もしていただこうと思います。
わんこにお位牌が必要だということではなく、今の私の心の安定のためにそうしようと思います。
ティアが繋いでくれたもの
ティアのそばにいたくてWEBの勉強を始めました。在宅で仕事ができればずっとそばにいる事ができる、そんな思いで始めました。このブログもそう。現在は副業でグルメやお出かけ情報のライターをしています。このブログがポートフォリオになりました。
その延長線上で写真スクールに通い始めています。写真もスクールで出会った人達も、ティアが繋いでくれました。SNSに興味がなく、写真は見せるためでなく自分の記録でしかなかったのですが、写真で人を喜ばせる事ができると気付いたことは私にとって大きな発見となりました。

PEDIで知り合ったティアのお姉さん。お姉さんもティアも亡くなった今も連絡をさせていただいてます。
ティアが繋いでくれた物、これからも大切にしていかなくては…。
ティアが亡くなった日
仕事で別々に暮らしている子供達がすぐに帰ってきてくれました。
お別れをさせてあげれて良かった。
子供達が色々調べたようで、スタンプや紙粘土を買ってきて手型足型をとりました。肉球のサイズや身長なんかも測ったりして「もぉー、何回させるのよっ」って思ってるだろうな。
でもそんな姿に救われました。あの日一人にしないでくれた子供達には本当に感謝しています。
ずっと不安定な母が不憫だったようで「来月旅行でも行く?」って誘ってくれた兄。ティアがいたからそんな優しさもらえたよ。
本当にありがとう。もらってばっかりでごめんね。
今思うこと
ティアが悪性の膀胱癌にかかり、膀胱を全摘出しておむつ生活を始めてから1年半。ティアの体調に一喜一憂した毎日でした。
でも介護をさせてもらえたおかげで、たくさん思い出作りたくて旅行にも行けたし、少しずつお別れする準備ができていたんだと思います。
今は悲しくて現実逃避しながら時間を稼ぐしかないけど、それでもあの時間が無かったらもっと後悔ばかりで苦しかったと思います。
まだ途方に暮れていていろんな事考える余裕はないけれど、これからもティアのブログは続けていきます。
供養のこととか、旅行した時の話とか、これからもまだまだ続いていきます。
ティア、今までもこれからもずっと大好きだよーー。ありがとっ。