今年の繁忙期が終わったらバリに行こうと計画していた頃、精神的にも肉体的にもくたくたになり、このままここで働き続ける事だけが正解なのか?って毎日考えるようになりました。
バリ島と言えば「神の宿る島」そして以前、映画を観て気になっていたバリアン…
バリ島でバリアンに聞いてみよう。
バリアンとは?
バリアンとは、占い師とかヒーラーと呼ばれたりもしますが、特別な能力を授かった方。
ウィキペディアによると『呪医師、呪術師。宗教的職能者としての地位を持つ』と表現されてます。
「食べて、祈って、恋をして」ジュリア・ロバーツ主演の映画にも登場したことで話題になりました。
著者の体験を元に作られたベストセラーが映画化されたもので、ジャーナリストとして成功していた主人公が、離婚&失恋を経験し、35歳で人生をリセットするために1年間の旅をします。
イタリア、インド、インドネシア…
インドネシアのバリ島に登場する預言者が「バリアン」です。
バリアンに会うには?
バリアンってたくさんいらっしゃるんです。
残念ながら、偽物の方もいらっしゃいます。映画で有名になったこともあり、偽物増えてるんじゃ?って思います。
道を歩いていて「みて(占って)あげよう」って声かけられたら、まず偽物だそうです。
正直私は、神のお告げを届ける方に、観光客の私ごときが会えるとは思っていません。
失礼な話かもですが、バリで受ける占い程度に考え、料金も1時間3,000円程度なら騙されても仕方ないと思って行きました。
でも日本の占いではなく、大好きなバリ島で、バリアンから背中を押してもらいたかったんです。
ネットで検索したら予約できるサイトもありましたが、カーチャーターのガイドさんに「バリアンに占ってほしい」とお願いしておきました。
バリアンに会いに行く
ガイドさんに連れてってもらう道中「何をみてもらうの?」とか、なんだかんだと聞かれました。
きっとこの話をコソッとバリアンに伝えて「あなたが悩んでるのは〇〇でしょ?」みたいな事になるんだろう…って思ってました。
会いたいって言っておきながら、失礼なことに胡散臭いと思っている自分がいる。
空港から50分位で立派なお家に到着。
20分程バリアンとしての活動の話を聞いたり、ガイドさんと話をしたり。
カタコトの日本語が話せるバリアンでしたが、ガイドさんとバリ語で話し始めた時は「やっぱり車の会話伝えてるんだろう」って思いました。
さぁ始めようって事で、神様を祀っているお部屋に通されます。

ここで何についてみてほしいのか聞かれ、仕事を続けるべきか悩んでいると伝えました。
紙に漢字で名前を書くように言われ、特に道具は使わず、しばらく目を瞑って交信されてるご様子…
突然紙に四角を描き始め、くるくると中を真っ黒に塗りつぶしました。
「今この中にいる。ここはみんなが協力する環境にない。少しでも早くここから出なさい」って言われます。そう神様?から受け取ったと。
ここにいたら、収入は問題ないかもしれないけど、あなたが求めてるのは心でお金じゃない。だから満たされることはない。
話してる間にも何度か目を瞑って交信されます。
そろそろ終わりって思った時「あなたの右側にある、イニシャルがSかYが良くない」って言われました。
少し考えてこの言葉にびっくりしました!私の右隣に座っている同僚こそが、私の悩みの種。後にクビにされる程の問題児でした。
流石に車の中で同僚云々の話は一切してない。
いや待てよ、世の中はほぼSかYのイニシャルか?って考えたけど、そんなこともない。
偶然かもしれないし、心理学とかの技かもしれない。
でもそれはそれで良くて、自分の中で答えは出てるけど、少しだけ背中を押して欲しかったんだと思う。
またバリに行ったら、悩みはないけどバリアンに会いに行こうと思う。